後期流産⑤(4度目の流産) 13w4d心拍停止

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不育症
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かえで

7歳の息子と1歳の娘を育てるアラフォーのワーママ。
育休復帰してバタバタな毎日を送りながら育児楽しんでいます!

バセドウ病と不育症を乗り越え2021年10月長女を出産。

趣味は寺社巡りとゲーム。

大変なことや辛いこともたくさんあるけど、家族みんなで笑顔で過ごしています。
そんな生活の中で少しでも誰かのお役に立てる情報が発信できればとブログを書いています。

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こんにちは、不育症のかえでです。

今回は後期流産の心拍停止確認~流産後の処置の記事です。

流産についての具体的なお話となりますので閲覧にはご注意ください。

前回の記事はこちら↓

13w4d 心拍停止

出血が始まったのが13w3d。

不安を抱え熟睡できない一晩を過ごし、翌朝一番でクリニックを受診しました。

夜の間に出血は少しずつ増え、それでもまだ諦めたくなくて診察してもらう時は祈るような気持ちでした。

エコーに映った赤ちゃんは残酷にも心拍が停止していました。

心拍が確認でき、長いつわりもピークを越えたかな、4ヶ月に入り流産の可能性もかなり低くなり、今回は無事に出産できるかなと思っていた矢先の出来事。

またダメだった・・・しかも今回は初めての後期流産。

精神的にかなりきつかったです。

先生より、後期流産のため、2~3日入院して赤ちゃんをお腹の外に出してあげる必要があると説明を受けました。

前日の晩、後期流産の体験談をネットで読みあさっていたので、なんとなくどのように進めていくのかは自分の中でも把握していましたが、実際に先生から説明を受けると流産が現実的なものになり悲しみと不安も大きくなりました。

先生の指示でこの日は一旦家に帰り翌朝入院することになりました。

クリスマス

心拍停止を告げられたこの日はクリスマス当日。

保育園に登園した息子が帰ってきたら少しでもクリスマスを楽しませてあげなきゃ・・・

2日前に家族でクリスマスを楽しむために自宅に戻ったばかりなのに、結局この日は実家にお世話になることにして主人に連絡し、仕事帰りにクリスマスケーキを買ってきてもらうようにお願いしました。

主人が買ってきてくれたクリスマスケーキを実家で食べて、息子はクリスマスプレゼントのおもちゃで早速主人と仮面ライダーごっこを楽しんでいました。

腹痛

夜になるにつれ、出血が増えそれに伴って腹痛もきつくなってきました。

時々うーん・・・と顔をしかめる私に母がクリニックに連絡した方がいいんじゃないかと言いました。

時間外ではあったのですが痛みが増してきていることを連絡しました。

電話に出てくれた助産師さんにはもし痛みが我慢できないような痛みになってきて出血がもっと増えるようだったら夜中でもクリニックに来てと言われました。

痛みが強くなってきているなら陣痛が始まって破水する可能性もあるから家で横になる時も防水のシートを用意した方がいいとアドバイスをもらいました。

後期流産の体験談を読んでいると陣痛促進剤を打って何時間も痛みに耐えて可愛い我が子と対面されているケースが多く、この時はまだ、この後実家で我が子と対面することになるとは思ってもみませんでした。

破水

その後少し横になったりはしていたのですが、居間で楽しく遊ぶ息子をダイニングテーブルから眺めていた時、急にバシャン!と水のようなものが出た感覚がありました。

あっ、破水してしまったんだ・・・

近くにいた母に「お母さん、破水した!」と伝えすぐにトイレに向かいました。

赤ちゃんとの対面

トイレでおそるおそる下着をおろすとそこには可愛い我が子がいました。

あぁ、ついに出てきちゃったんだ・・・

既に亡くなっている我が子を見て涙が溢れてきました。

母は慌ただしくタオルを持ってトイレに駆けつけてくれました。

「お母さん、赤ちゃん出てきちゃった。」

私の言葉に母もその場で涙を流しました。

主人は息子と遊んでいてこの状況に気づいていない様子。

母が状況を説明しにいくとトイレに主人がやってきました。

私はどんな姿であっても赤ちゃんと対面する覚悟はできていたけど主人はどうかわからない。

「赤ちゃんの姿見る?」

と聞くとゆっくりうなずいたので主人にも赤ちゃんを見てもらいました。

5㎝ほどの小さな小さな赤ちゃん。

元気に産んであげられなくてごめんね・・・

主人と2人赤ちゃんにそう告げながら小さな箱に赤ちゃんを寝かせてあげました。

流産後の処置

その後母がクリニックに電話をしてくれて、息子は主人に任せてすぐに母とクリニックへ向かいました。

助産師さんが車いすを準備して待機してくれていて、赤ちゃん大事に箱に入れて連れてきてくれたんだねと優しく迎えてくれました。

息子を出産した時にお世話になった助産師さんだったのですごく安心できました。

赤ちゃんは助産師さんにあずけて、私は手術室でお腹の中に残っている組織を出してもらう処置をしてもらいました。

先生に赤ちゃんが出てきた後胎盤は出てきた?と聞かれたのですが、正直赤ちゃんのことで頭がいっぱいで胎盤のことまで確認できていませんでした。

処置は全身麻酔で気づいたら終わっていました。

入院

流産の処置後はベットで休ませてもらい、しばらくの間母がついていてくれました。

流産したのが夜9時頃だったかと思います。

正直自分では時計を確認する余裕などなかったのでだいたいですが・・・

処置後まだしばらくは麻酔で頭がぼーっとしていて眠くなったり覚醒したり。

起きたら母に何か話しかけてすぐに寝てまた話かけてみたいなことを繰り返していた気がします。

その会話の中で、母が私の処置中に主人とLINEのやりとりをしていて

「今元気に育ってくれている息子は自分たちにとって本当に奇跡の子かもしれない」

と主人が言っていたと聞かされました。

どんな人にとっても無事に出産できることはもちろん奇跡には変わりないのですが、私たち夫婦にはきっと何か不育症の問題があって子どもを元気に授かるということが難しいことなのかもしれないと私も主人もこの流産で確信をしました。

しばらくして母には夜ももう遅いので帰ってと伝えました。

そばについていてくれるのはすごく心強いけど、翌日また息子を保育園に送っていってもらったり母にはお願いしないといけないことがたくさんあるのであまり無理してほしくありませんでした。

その晩母が帰った後今までに経験したことのない怒濤の1日を過ごした体は疲れがピークに達しており、私は自然と深い眠りにつきました。

かえで
かえで

最後まで読んでいただきありがとうございます。

続きの記事はこちら↓

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