3度目の流産 6wで完全流産(手術なし)

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かえで
かえで

こんにちは、不育症のかえでです。

この記事は3度目の流産(6w完全流産)のお話です。
目次

2人目はどうする?

2回目の流産から5年。

その間に2016年、息子が誕生しました。

息子が1歳になる前から仕事に復帰し、2人目を考えている余裕のないまま息子は3歳になり、気づけば自分も30代後半・・・

息子の妊娠出産が大変だったので出産直後はしばらく子どもは1人でいいと思っていたけど、やっぱり息子が可愛くて、弟妹を作ってあげたいと次第に思うようになっていきました。

夫と相談し、年齢的にもこれが最後のチャンスかもしれないから頑張ってみよう!という結論に至りました。

不育症の疑いは?

息子の出産についてはまた別の記事で詳しく書けたらいいなと思っています。

つわり、切迫早産で入院など・・・大変でしたが奇跡的に元気に生まれてくれた息子。

2回目の流産の後、不育症検査は受けずに授かることができ無事に出産することができました。

もちろん検査を受けていないので、不育症の治療もしていません。

なので、昨年の妊娠・流産についてはもしかしたら不育症かもしれない…という思いはありつつも1人無事に出産できたから過去2回の流産はたまたまだったのかも…

と夫婦ともに楽観的に考えてしまっていた部分もあります。

妊娠

4w 検査薬で陽性反応

2人目妊活開始からすぐ、検査薬にて陽性反応が出ました。

症状が少しあり確信はあったので、生理予定日頃Doテストでフライング検査したところ

わりとはっきり陽性反応がでました。

その後5w後半で産院を受診するまで約2週間、つわりはなんとなくムカムカはあったけど、我慢できる程度でした。

つわりがひどくなったら職場で迷惑かけるかもしれない…

ややこしい仕事は体が動くうちに早めに片付けました。

1番仲の良い同僚にだけ妊娠のことを伝えていましたが、他の人は全然気づいていなかったみたいです。

今回はつわりましなんじゃない?なんてちょっと余裕かましていました。

5w6d 胎嚢確認

妊娠5週に入り、最初の妊娠の時から長男の出産の時までお世話になっている産院を受診しました。

懐かしい!!

切迫で2ヶ月も入院していたので病院の中のことも詳しくなり(^^;)

助産師さんともいろんな話ができたので、自分の中ですごく愛着のある病院になっていました。

戻ってきたんだ!

今度も可愛い赤ちゃんの顔を見ることができるかな✨って、夢が膨らむばかり。

内診してもらうと、すごく小さかったけど胎嚢が確認でき、「子宮に妊娠されてますね。」という先生の言葉に安堵しました。

でも…ちょっと胎嚢小さくない?

息子を妊娠した時も5wぐらいで胎嚢確認したはずだけど、流産の時も含めてもっと大きかったような…

って少し思ったのですが、先生は得に何も言われず…

前と同じように「母子手帳もらってきて、3週間後に心拍が確認できればOKやから。」って感じだったので、先生が何も言わないなら大丈夫なんだろうと思っていました。

母子手帳は初診の日にもらう

前回同様、胎嚢が確認できた日にもらいに行きました。

朝息子を保育園に預けると朝一番で産院を受診し、そのまま市役所に母子手帳をもらいに行って、午後から出勤!!

仕事との両立はなかなか大変です💦

出血からの6w完全流産

6w1d 出血

連休だったので妹が甥っ子を連れて実家に帰ってきていました。

息子が従兄大好きなので、一緒に遊ばせてあげようと実家に帰っていたのですが、夕方トイレにいくと茶オリが…

ドキッとしたけど、茶オリだし鮮血じゃないからきっと大丈夫だよね…

でもどうしよう、流産だったら…

嫌な記憶がふと頭をよぎります。

みんなが楽しんでいる場を壊したくなくて、一人青ざめながらもうそろそろ家に帰らないとねって夫と子どもを促して帰宅しました。

家に着いてから、夫に出血していることを伝えました。

茶オリの間はちょっと様子を見ようとその日は産院に連絡せず様子をみていました。

6w2d 産院に電話

茶オリだった出血に少し鮮血が混じりだしました。

量はまだそんなに多くないけど…

でも心配で気が気じゃなく、休みの日だったけど産院に電話を入れました。

「心配だと思うけどこの週数だと出血してもし流産ということだったら、今病院に来てもらっても何もできることはないのよ…。出血=流産ではないから、明日受診してもらって子宮の中を見せてもらわないことにはなんとも…。とりあえず、今日は安静にしてね。」

という回答でした。

明日は何時頃受診したらいいですか?と訪ねると

「来れるなら朝一番で受診した方がいい。」

とのことだったので、職場の先輩と上司に電話で事情を説明して

そもそも妊娠も伝えていなかったのでそこから説明…

次の日はお休みをいただくことになりました。

そしてその後、「6w出血、流産」のワードで検索しまくりました。

6w3d 流産宣告

翌日、朝から出血量が少し増えてきました。

腹痛も生理痛のような痛みを感じるようになっていました。

自分の中では半分もうダメだと諦めつつ、でも塊のようなものが出てきたりはしていないから赤ちゃん頑張ってしがみついてくれているかもしれない!と必死に良い方に考えるようにしていました。

夫もなんとか仕事を調整して朝産院に付き添ってくれました。

助産師さんに「どんな感じ?」と聞かれ、出血の量が増えてきたこと、お腹が痛いことを伝えました。

診察室に入ると先生から

「妊娠中に出血する確率は10人に3~4人、それで流産してしまうのは10人に1人やから。」

と言われました。

先生はこの時点ではまだ、流産じゃない可能性もあると思っておられたようです。

でも自分の体のことは自分が一番よくわかっていますよね…

内診をしてもらうと、明らかに私が見ても・・・な映像。

胎嚢はかろうじて見えるけど、中に赤ちゃんは確認できなくて、胎嚢の横がもう出血していて今にも押し流されそうな様子。

先生も「これはちょっと…流産になる可能性が高いなぁ…。」

わかってはいたけど、実際に見て言葉で言われると…

目に涙が浮かんできたけど必死に堪えて

「安静にしておいた方がいいとかありますか?」

って聞いたら

「いや…もう…」

って首を振って言葉に詰まる先生を見て、私も夫ももう完全にダメなんだなぁと理解しました。

先生の説明では、週数も浅いのでこのまま出血が増えて自然に流れる可能性が高いとのこと。

子宮の中のものがきれに全部出たら前のように掻爬手術は受けなくても良い、とのことでした。

2週間後に子宮の中を確認するため、次回の予約をとりました。

帰宅してから会社の先輩に状況を報告しました。

午後から出勤するつもりだった夫は結局1日休んで寄り添ってくれました。

何も言わないけど、そばにいてくれる。

私のことよくわかってくれているというか…本当にありがたいです。

流産を確信

その日、どんどん出血は増えいつもの生理痛よりも痛くなってきました。

夫に「ごめんね。」って伝えて布団の中でこっそり泣きました。

仕事は上司からもう1日ゆっくり休んだらいいとお許しをいただいたので、結局2日間お休みさせてもらいました。

出血は生理のような感じで1週間程度続きました。

出血から2週間後の診察

診察室に入って先生とこんな会話をしました。

出血した?

かえで
かえで

はい。

鮮血?量多かった?

かえで
かえで

はい。

塊みたいなの、出た?

かえで
かえで

はい。

そうか、とりあえず内診しようか。

かえで
かえで

はい。

内診してもらうと

「子宮の中はもう綺麗になってるから手術は必要ないね。もう次の卵ができてきてるわ。」

と先生から言われました。

次の卵とか先生わかるんや・・・すごい・・・

「次の生理がきたらまた妊娠しても大丈夫ですか?」

と訪ねると

「んーこの周期で妊娠するかもしれないね。」

って意外な回答が…

「生理またずに妊娠して大丈夫ですか?」

って聞いたら「いいよ。」って…

辛うじて胎嚢は確認できてたけど週数的にもほとんど化学流産に近い感じやったしいいんかな…

ってことで、せっかく排卵しそうってわかってるなら、こんな内診で確認してもらえる機会あんまりないし一応タイミングとってみようかなと思いました。

習慣性流産 次はアスピリンを服用

流産→流産→出産→流産

という形で結局3回目の流産となってしまいました。

先生からは習慣性流産で次からはアスピリンを服用するからと言われました。

不育症の検査の話とかにはならず、とりあえずアスピリンで効果が出る場合が多いからとおっしゃっていました。

私もこの期に及んでまだ、不育症ということを深く考えていませんでした。

30代後半ともなると、若い頃よりは流産の確立も上がっているんですよね…

そういう可能性もあるので検査に時間がかかって次の妊娠が遅くなるぐらいなら、年齢のこともあるしすぐにでも妊娠したいという思いもあり、じゃあ次は薬飲みながら頑張ればいいんだって単純に思っていました。

結局次の妊娠が妊娠4ヶ月での後期流産となってしまいます。

今となってはもっと前もって不育症のこと、きちんと調べておけば良かったなと後悔しています。

もし、今不育症の疑いのある方がいらっしゃったら検査しても100%原因が突き止められるということではないのですが、なるべく早く原因を調べておかれる方が良いと思います。

かえで
かえで

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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