2度目の流産 10w稽留流産で掻爬手術 不育症の疑い

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かえで
かえで

こんにちは、不育症のかえでです。

この記事は2度目の流産で10週稽留流産の手術を受けたお話です。
目次

初めての流産後もう一度妊活するか悩む

初めての妊娠(流産)から3年。

なかなか妊娠に前向きになれず、夫婦2人の時間と自分の趣味を楽しんでいました。

前回の妊娠は20代だったけど、30代になりました。

今後の人生を考えた時に、もっと年齢を重ねてから後悔するかもしれないし…

妊娠可能な年齢のうちにもう一度希望を持って頑張ってみようということになり、妊活を再開しました。

妊娠を確認

5w 胎嚢確認

5年前のクリスマス、妊活再開からすぐに妊娠しました。

5w6dで産院を受診し、無事胎嚢が確認できました。

既につわりは始まっていました💦

前回と同じように検査薬する前から自分では妊娠してるなと思っていました。

前回の流産のことがあるので、夫は検査薬で陽性が出た日も、胎嚢が確認できた日も

嬉しそうだったけど、「おめでとう」とは言いませんでした。

つわりで食べられるものが限られている中、なぜか大好きなCoCo壱のカレーは食べられるという状況💧

お祝いするにはまだ早いけど…今日はクリスマスだし、好きなもの食べよう!!

この日は夫にCoCo壱に連れていってもらいました。

憧れの母子手帳をもらう

今回は前回と違って、胎嚢確認ができた日に母子手帳をもらいに行くようにと先生から話がありました。

自治体によって違うようですが、私の住んでいる市では胎嚢が確認できたら母子手帳を発行してもらえるそうです。

母子手帳発行日から補助券が使えるので、今日手帳もらいに行くと今日の診察の分から補助券使えるよって話でした。

一度支払いはしておいて、次の診察で補助券を渡すと補助分は返金してもらえます。

産院を受診したその足で母子手帳をもらいに行きました。

母子手帳を発行してもらうには、家族構成、実家が近くて協力してもらえるか、食生活、病気の有無など…

たくさん質問されるので、用紙に回答を記入していきます。

それを見ながらこれからの妊娠生活で気をつけることなどをアドバイスしてもらえます。

それからマタニティ教室や産後の母乳指導の券など…案内の冊子をたくさんもらって母子手帳と補助券を交付してもらいました。

今度こそお母さんになれる!!

そんな期待とまた流産したらどうしようという不安・・・

心の中は複雑でした。

9w また心拍が確認できない

5wでの胎嚢確認から1ヶ月、心拍確認のため産院を受診しました。

今回は前回と違ってしっかりつわりが続いていました。

前回と同じように夫も内診室に入りました。

緊張しながら内診してもらうとやっぱりモニターに心臓の点滅が映らない…

9週、またも心拍確認できずでした。

前回とは違い、赤ちゃんの頭と体、手足ははっきり映っていました。

「心拍確認できないね…流産やね…」

流産宣告が2回目ともなると涙が出なくて、「またか」って声が出ました。

夫も私と同じような複雑な表情。

先生も「赤ちゃんがここまで大きくなってたら普通は安定するんやけどなぁ…」って首をかしげていました。

10w 稽留流産・掻爬手術

掻爬手術当日まで

9wで稽留流産と診断されてから手術までの1週間、特に出血はありませんでした。

エコーに映った赤ちゃんの姿が忘れられず、ちゃんとお腹の中で大きくなってるのに…

もしかしたらたまたま見えなかっただけで、次で心拍確認できるかもしれないなどといろいろ考えました。

でも結果は変わらず・・・

1週間後内診にて確認するもやはり心拍は確認できず、その日に掻爬手術を受けました。

手術当日の流れは前回の記事と同じような流れです。

手術にかかった金額も同じぐらいですので、詳細は前回の手術の記事をご参照ください。

前回の手術と違ったところ

週数が前回より進んでいて赤ちゃんが大きくなっていることで出血量が多くなる可能性があるとのことでした。

万が一輸血が必要な状況になった時にすぐに対応できるように、処置室ではなく手術室で掻爬手術しますと言われました。

手術室、冬だったからか寒かったのを覚えています(;_;)

手術室で手術をするなんて初めてで寒さと緊張で震えていましたが、手術は麻酔で眠っている間にあっという間に終わってしまいました。

そして出産するまで知らなかったけど、手術室って分娩室の隣にあるんですね…

手術の日仕事は?

私の場合は1回目の流産も2回目の流産も手術は土曜日にしてもらいました。

平日は私も夫も仕事。

土曜日だと夫も手術に付き添ってもらえるし、会社にもなるべく迷惑がかからないようにと思いました。

私が手術を受けた産院での手術スケジュールは

①日帰りで手術を受けて帰る

②翌日に通院して内診(子宮内に残っているものがないかを確認)

③2週間後にもう一度内診

子宮内に残っているものがあったり、感染症にかかったりしていなければ流産での通院は終了となります。

私の場合

土曜日に①手術→(日曜日は休診なので)月曜日に会社を休んで②診察→火曜日から仕事復帰→2週間後の土曜日に③診察

という形をとったので、実質仕事を休んだのは月曜日の1日のみです。

実は同じ職場に私と同じようにほとんど休まず流産手術を受けた先輩がいたんです…

なんとなく私だけたくさん休むのも…と気が引けてしまいました。

たまたま私はその後体調が悪くなったりすることはなかったです。

でも体の回復具合は流産の週数や個人の体質によって違うと思います。

本来なら1週間ぐらいは安静に休んだ方がいいと思います。

でもなかなか休みにくい職場だったり…

そもそも流産のことを伝えずに単なる体調不良で休まれる方もいると思います。

正直体の負担も大きいですが、精神的にもしんどいので、手術して1週間(最低でも3日とか…)絶対休まないとダメ!って決まっていたらいいのに…と思ったりもします。

でも仕事している方が気が紛れるから早く復帰したほうが楽!っていう方もいらっしゃると思うんですよね…

この記事を読んでおられる方でもし、残念ながらこれから手術という方がいらっしゃったら、自分の状況に合わせて、絶対に無理はしないでほしいです。

不育症の疑い

不育症の可能性とバセドウ病

先生がおっしゃるには、不育症でなくても2回連続で流産する確率は100分の1だそうです。

なくはない数値だからまだ断定できないけど、次も万が一流産したら1000分の1だから

さすがに不育症の可能性が高くなります。って…

そして先生はバセドウ病の影響が気になっていたみたいです。

私もバセドウが流産しやすいことは認識していたけど、数値は比較的落ち着いていて

甲状腺の主治医からは妊娠して大丈夫と言われていたのであまり心配していませんでした。

とりあえず産院の先生からは不育症の冊子を渡されました。

「もし検査したいということだったら検査することもできるよ」と言われましたが、この時は正直そこまで考えられる精神状態じゃなかったです。

甲状腺の病院との連携は?

私のバセドウ病の主治医は、めちゃくちゃおじいちゃんでした。

私は好きだったけど…

今は引退されて昨年から違う先生に診ていただいています。

正直、今となっては最初から今の先生だったら良かったなぁ…と思います。

自分の体に無頓着で、先生の善し悪しなんてあまり気にしていなかった私が悪いのですが…

先生に流産の報告2回したけど、2回とも第一声が

「なんや、動きすぎたんか?」

でした…。

この発言はちょっと…

かえで
かえで

問題ありますよね!

そもそも、妊娠を報告した時も産院の先生にお手紙書いてくれたり、この検査結果を渡しておくようにとか、今の先生がしてくれるようなそんな話は一切ありませんでした。

今の先生だったら、この時点で不育症の検査をきっと勧めてくれた気がします。

でも誰がこの時、長男出産後にあと2回も流産を経験して、うち1回が妊娠4ヶ月に入ってからの後期流産になるだなんて想像できただろうか…

誰にもわからない未来。

後悔しないようにできることはしておくべきでした。

子どもなんていらない

今から思うとこの時ちゃんと不育症のこと調べておけばよかったです。

でもこの時は産めないのにつわりだけ苦しんで痛い手術も受けて

こんなしんどい思い繰り返すなら子どもいらないって思いました。

先のことなんて全然考えられなくて、検査を受けることにはなりませんでした。

夫も、わざわざ検査までしたり、流産で私がまた大変な思いをするぐらいなら

無理して子どもを作らなくてもいいと言っていました。

結局この後また妊娠を希望できる状況になるまで1年かかってしまいました。

かえで
かえで

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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